こんにちは、森です。
8/10に岡山県倉敷市へ2度目のボランティア参加してきました。
前回のボランティア初参加は7/19だったのでそれから約3週間ぶりの真備町入り。思ったより早いスパンで再度行く事になりました。ノリとフィーリングは大事です。
前回はNPO幡ヶ谷再生大学へ参加しましたが今回は倉敷市が募集していたボランティアセンターへの参加でした。
今後ボランティア参加と考えている人へ何かの参考になればと思うのでここにまとめておきます。
前回行った時の記事はこちら↓
[前回との大きな違い]
- 行政が募集しているボランティアセンターに参加
- 事前にボランティア保険に加入、高速道路の申請を済ましていった
- 前回は1人、今回は2人での参加
ボランティア保険は最寄りの福祉協会事務所へ、高速道路の申請は市役所への手続きが必要です。窓口も平日限定ですし若干の不便を感じましたが事前に手続きしておいてよかったと感じました。特に高速料金は無料になるのでかなりの負担減です。市役所では高速インターチェンジの経路計画と車検証が必要です。ボランティアの参加申し込みも事前にweb予約もできるようでしたがこちらは今回利用しませんでした。
|2018/8/10 21:10|
— 倉敷市災害ボランティアセンター (@kuravol) 2018年8月10日
▽ご報告▽
【本日のボランティア数】
本日もたくさんのご支援ありがとうございます。
▼1380名 20団体
ご参加いただいています
【Peatix受付】
▼234名
ぜひPeatixご利用くださいhttps://t.co/cWEDePPiJr#真備 #災害支援 #Peatix#倉敷市災害ボランティアセンター
[服装や持ち物]
- 長靴、手袋、長袖、帽子は必須→汚れてもいいもの
- 飲み物や昼食は各自持参→腐りにくいものが良い
- 貴重品入れにはウェストポーチがあると便利
ボランティアセンター付近にはコンビニなどは見当たらなかったので電車で行かれる人は倉敷駅付近で買っておくことをお勧めします。飲み物は2L程度くらいあった方がいいです。
ちょうど同じ日にブルゾンちえみさんも倉敷に来られていたようで、
持ち物など当日のTwitterが参考になりそうだったので以下貼らしてもらいます。
☘️私が参加した 真備のボランティア状況
— ブルゾンちえみ (@buruzon333) 2018年8月10日
今日私がやったのは、
写真の中の行程表で言うと
左から3、4番目の
🔨床板はがし
🔨床下の土砂出し
でした!
もう家の中の水はハケていて、
どっちかというと乾燥しています!
壊した壁を土のう袋に、ひたすら詰める作業でした💡
20分に一度は必ず休憩 pic.twitter.com/MYDJ4K4gsc
🍑岡山 真備ボランティア日記🍑
— ブルゾンちえみ (@buruzon333) 2018年8月10日
私は真備のボランティアに参加したので、
真備の情報しかわかりませんが、
参考にしてみてください💫
まず
「ボランティアへ行こう!」と思ったら
事前にこちらのサイトで登録しておくと、スムーズhttps://t.co/SFjk1afumJ
会場で、QRコードを提示するだけで完了! pic.twitter.com/2lxCtO5ivX
🍑真備ボランティア日記⑵
— ブルゾンちえみ (@buruzon333) 2018年8月10日
8:30
倉敷市災害ボランティアセンター(倉敷市玉島長尾1242-1)に集合
そこから受付
👉5人チームに割り振りされる
👉説明を聞く
👉バスで移動
出発時、真備のセンターでは
・マスク
・ゴーグル
・帽子
・塩あめ
・軍手
を配ってくれていました。
長靴は必ず履いてきて! pic.twitter.com/IN1yxRONzK
🍑真備ボランティア日記⑶
— ブルゾンちえみ (@buruzon333) 2018年8月10日
🚌バスで真備の災害地区に到着
👉そこから、どのお家にボランティアへ行くのか割り振りされる
(この作業が少し時間がかかります)
👉10:30頃
担当になったお宅に向かう(徒歩圏内)
👉到着!〜13:30頃まで 作業!
とにかく目の前のがれき、木材などを
袋に入れる!
🍑真備ボランティア日記 ⑷
— ブルゾンちえみ (@buruzon333) 2018年8月10日
👉私が行ったお宅は、家具は搬出され、家の中のがれきの片付けが中心でした
👉20分に1度は必ず休憩
(水分補給、食事)
ミニクーラーBOXを持参されている方がいました◎
水分や食事を入れてたの
持参した食料が腐る心配がなかったので
GOOD👌
🙎🏻♀️大勢集まらないと意味ないんじゃない?
— ブルゾンちえみ (@buruzon333) 2018年8月10日
なんてこと全くない!
1人増えるだけで、
作業の進度が全然違う!
人が増えれば増えるだけ、
作業が進む!
とにかく人が、
地道に片付ける。
これしかないんだな!ということがわかったよ!
そして、日本全国から、人が集まっていた! pic.twitter.com/zGdy5kYoq1
[ボランティアセンターでの活動内容]
- だいたい10-14時くらいの活動時間
- 1日1000人前後が集まり振り分けられたエリアまでバス移動、5人1チームに分かれて作業
- 今回は家屋に隣接した田んぼの側溝の泥かき掃除
集合場所は高速から降りたすぐのところにある職業訓練学校の体育館。全国からのボランティア参加者がたくさん集まっていました。どちらかというと体力のない人をベースとして全員が無理なく少しの力で活動できるような仕組みになっていたように感じました。
ボランティアセンター内は緊迫感や堅苦しさなどは全然なく明るく活気のある雰囲気。
街の人が率先して主導してる感じがうまく言えませんがとてもよかったです。「いってらっしゃい〜!」「ご苦労様!」と塩飴を配りながら笑顔で参加者を見送っていたのが印象的でした。
また、センター内はクーラーがきいていて受付以外に休憩所の役割にもなっています。他には着替え用の試着室、無料簡易シャワーなどもあり電車やバスで来る人にとってはありがたい設備です。
受付は朝9時台。この日は朝6時に出発したものの行きの高速道路がめちゃくちゃ渋滞していたため予定より大幅に遅刻。到着は10時20分くらいでしたが受付はギリギリしてもらえました。私のチームは休憩も含め実質3時間くらいの作業で終わり。ヘトヘトになったところで終わり、という感じではなくまだもう少し動けるなという余力さえありました。けど長いスパンで考えるとこれくらいがちょうどいい作業量なんだと思います。
作業内容はスコップを使って溝のヘドロをすくって土嚢袋に入れる。それを延々と繰り返す。
小さな田んぼに配置されたのは30人。多すぎるのではと思いつつもそれでもその日には終わりませんでした。
休憩をしていた場所の目の前には大きく傾いた家がありました。壊れた建物や生活道具を実際に見るのは単純に悲しくつらい。思った以上に心理的にこたえますが地道に1つずつ進めていくしかないようです。
余談になりますが、私のチームに宮崎県から来た25歳ほどの男性がいたんですがその日に同窓会があるからって作業が終わるとそのまま帰っていきました。結局どういう心境で参加したのかの真意は分からないまま離ればなれになりました。車で8時間かかるようです。すごい。他にも全国様々な場所から来た人がたくさんおられました。
[最後に]
災害からひと月経ちましたが改めてまだまだ人手が必要だと感じました。
それからNPOとボランティアセンターの2ヶ所の活動を経験しましたが個人的には大きな差は特に感じませんでした。あえていうならNPOの方は昼ごはんをみんなで同じものを食べたり年齢が比較的若いのでコミュニケーションは取りやすく一体感は感じやすいです。体力に自身のない人や人と同じが安心するタイプの人はボランティアセンターに行く方がいいと思います。もし行くことを迷っているなら飛び込んでみることをおすすめします。
その日活動が終わってからは近所のスーパー銭湯で汗を流して美観地区へいって街ぶら。美味しいラーメン屋、いい感じのお店や美術館も見つけることができました。いい所だしまた行ってみたいです。
最後になりましたが、1日も早く復興できるよう願っています。