ブラウスはなにで選びますか?
本日はスロージャムの白ブラウスを襟の形から紐といていきます。
その前にブラウスの起源、歴史的背景をさらっと説明しておきましょう。
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ブラウスやシャツ(=これらは同義語です)は男性用チュニックから進化してきた
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フリルやレースがあしらわれたような今の形に近づいたのはルネッサンス期だったとか(その説が有力!?)
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今ある大部分の女性用ブラウスが生まれたのは20世紀以降
以上3つからみると
ある意味ブラウスは女性の社会進出の権利獲得(!?)の象徴的アイテムとも呼べます。
(日本においても女性参政権が制定された終戦から60年を経てすっかり日常風景に溶け込んでいますね。)
いやいやそんなむずかしいことはどうでもいいんですが、
とにかく日本のブラウスはわずか半世紀で世界と肩を並べたといってもいいくらい
成長したんですから奇跡的とは呼ばずにはいられないですね。
-襟デザインから視るブラウス-
ブラウスの印象は「襟」のデザインで大半が決定されるのではというくらい重要なポイントで買付の際もそこを重点的に見るようにしています。
今回は特にベーシックな形を中心に人気のデザインを6点紹介していきます。
①レギュラーカラー
カットソーにはない気品や装飾を楽しめるブラウス、その中でもっともベーシックな形が
このレギュラーカラー。ブラウスと聞けばこういう形を思い描く人も多いのでは。
②ラウンドカラー(丸襟)
丸みがつくことでかなりソフトな印象となります、人気の形です。
③ボウタイカラー
リボンの存在感はネクタイのようにキッチリ感が出て上品な雰囲気です。
一時期のブームは落ち着きましたが依然人気です。
④スタンドカラー
首がつまってるほうが好き、という人に人気。クラシカルで大人っぽい印象です。
「ビブリア古書堂~」の剛力さんがよく着てたのはこの形ですね。
⑤スカラップカラー
スカラップ(ホタテ貝)のようなデザインは個性的でお洒落感も出しやすく
1枚でさらっと着るひとも多いです。
⑥レースカラー
レースだけが持つ繊細さと華やかさが魅力的。希少なアイテムです。
以上、6点紹介しました。
まだまだ「???」で「!!!」なブラウスカラーを紹介したいのですが
それらは次の機会に。
[追加]
あらためてクローゼットを思い浮かべたら
「あっ、○○な襟ばっかり持ってる!」
と自分の好みの襟の形を知ることができるかもしれませんね。
お店のブラウスはこちらにも掲載しています↓
ホワイトブラウス - 昭和レトロワンピース古着通販 SLOW JAM
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