-メンズも作ってみたいと思って
北中 「そういえばメンズも取り扱ってるんですよね。」
岡本 「そうなんです、最初はレディースものが多かったけどメンズも作ってみたいと思ってサイズ展開ができるものを作りはじめました。」
北中 「すごい珍しいですよね？何かきっかけはあったんですか？」
岡本 「いや、特にないんです(笑)」
北中 「なかったんですか！(笑)」
岡本 「はい、そうなんですけど作ってみたら男の子同士でお揃いのバングルを買ってくれる人もいて...。」
北中 「異性にも気に入ってもらえるのは嬉しいですよね。」
-真鍮は肌馴染みがいい
北中 「ところで、真鍮ってどんな素材なんですか？メンテナンスとかは？」
岡本 「結構汗とかに弱いので濡れた時は拭いてもらったほうがいいんです。」
北中 「こまめにお手入れが必要なんですね。」
岡本 「はい、でもくすんでくるのがお好きな人はそのまま拭かずにつけてもらってもいいと思います。」
北中 「あ、アンティークっぽくなるんですね。古着好きの方におすすめですね。」
岡本 「はい、味が出ていいと思います。」
注釈:真鍮とは"銅"と"亜鉛"の合金で身近なものだと5円玉などがそうらしいです。
-色んな人に知ってもらいたい。
北中 「最後に...これからの夢はありますか？」
岡本 「そうですね...おっきいな夢みたいなのは特にないんですけどやっぱり色んな人に自分のブランドを知ってもらいたいですね。」
北中 「なるほど。」
岡本 「とにかく今はひたすら沢山の人に見てもらえる環境を作ることです。」
(あとがき)
岡本さんのお話を羨ましいなぁと感じながら聞いていました。
私も自分の一番好きな事をして生活する事にとても憧れているのですが、
それはとてもとても勇気が必要でよく悩んだりします。
このアクセサリーが自分の感性にとてもしっくりくるのは
そういった感情の揺らぎも込められているからなのかもしれません。
「不一致」と名づけられたリングが私のお気に入り。
全ての作品に感情が宿っているので
どんな人が何を感じて自身に馴染ませていくんだろう
と考えると面白いですね。
SLOW JAMのお洋服もそんな風に誰かの思いを運んできてくれてるのかなあと思うとなんだか嬉しくなります。
アクセサリーもお洋服も
毎日を楽しませてくれるアイテムなので
自分だけの想いを詰め込んだ特別なものにしたいですね。
